FLOORING
究極の持続性マテリアル「コルク」

コルクフローリングに関するQ&A

よくあるご質問にお答えします
2023/10/05

日本ではコルクフローリングになじみがない方が多く、様々な質問が寄せられますので、主なものをまとめてご紹介します。

水に対して

飲み物をこぼしたら浸み込む?
表面はコーティングされているので浸み込みません。ただしすぐに拭き取ることをおすすめします。

継ぎ目から水が入る?
フローリング表面からは浸み込みませんが、放置していると継ぎ目の溝から水は浸み込みます。すぐに拭き取ることをおすすめします。

お風呂場に貼れる?
常時水がたまる場所を想定した製品ではありませんので、風呂場の床には使えません。貼った場合、継ぎ目の溝から水が浸み込み内部にたまってふくれたりカビたりする不具合が生じます。

子供やペットに対して

小さい子供に安全なの?
衝撃吸収性があるので、転倒時に痛みを軽減し、足音も軽減します。弾力性によっておもちゃなどを落としても傷がつきにくくなっています。ただし尖ったものを落とすと表面がくぼむことがあります。

ネコの爪が引っかかる?
爪が伸びていれば引っかかる部分もあると思いますし、猫が意図的にひっかいた場合削れる可能性があります。

イヌが歩くと滑りやすい?
イヌ用の滑りテストでは問題ない数値が出ています。滑りにくさとともに、衝撃吸収性のある柔らかな当たりが膝にもやさしく、愛犬家の設計者が自邸で使う事例も増えています。

経年変化に対して

長く使っていると劣化する?
一般的な木製フローリングと大差ありません。自然素材なので経年の変化はおこります。歩行頻度の高い所、直射日光があたる所、外から砂埃などが入る開口部付近は傷や変色のリスクは高くなります。

階下への騒音に対して

マンションの遮音規定のLL-45 等級の性能はとれている?
LL-45等級の性能はとれていません。
フローリングの素材として考えた場合、コルクの衝撃吸収性と吸音性イコール階下への遮音性ということではありません。マンションの規約で床材の遮音等級が定められている場合のリフォームに関する問い合わせが多いため、簡単にご説明します。
マンションの階下への騒音が問題になり、床材等の性能評価としてLL等級が定められました。木質系のフローリングはクッション性が無いため、そのままでは等級を取れません。そのために、裏側ににフカフカのスポンジ等を使った防音フローリングという製品が登場しました。
2008 年に試験方法が変わりLL 等級という呼称がなくなりましたが、マンションの規定に書き換えられず残っているのが現状です。
防音用ではない一般のフローリング単体ではこの防音性能は出せません。必要な場合、防音用の下地の上にフローリングを貼る必要があります。

床暖房に対して

床暖房に対応してますか?
私たちが扱っている「CORKCOMFORT」のコルクフローリングは、シグネチャーとインスパイアの2種類の内、インスパイア(実付きタイプ)のみ対応しています。インスパイアは条件の厳しい温水式の試験をクリアしていますので床暖房の上に使用できます。コルクの性質として断熱性が高いため床暖房の熱を伝えにくい側面を持っていますが、製品の厚さが通常のフローリングより薄いため、基準をクリアしています。
この性能を満たすためには、必ず弊社指定の施工要領書に従って施工してください(下地の厚さ等厳密です)。
また、コルクの断熱性および保温性により冬でも素足に冷たさが伝わらないため、寒冷地以外は床暖房がなくても底冷えの感覚は軽減されます。

メンテナンスに対して

手入れの仕方は?
通常は掃除機やフロアモップのから拭きで十分です。汚れが目立つ場合、ウェットティシューや固く絞った雑巾でこすり落としてください。水分を直接吹きかけないようにしてください。

補修が必要になったらどうすればいいですか?
一般のフローリングよりも部分的な補修や貼り替えが容易にできます。キレイに剥がすのは技術が必要なので、業者に頼むことをおすすめします。

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